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2008年10月28日

秋は真っ盛り!それとも終盤?

今朝はいつもより特にひんやりと感じましたが、皆様のところではいかがでしょうか?
ここ、守口市は新大阪駅から京都方向へ車で約30分くらいの距離にありますが、近隣における樹木や町並みから季節の色を感じさせてくれるものは意外と少ないように感じられます。
それでも、昼ころバルコニーに差し込む陽の光がとても心地よく感じられ、淀川の土手を眺めていたらそろそろ秋も終盤を迎えつつあるのかな?と、ふとそう感じました。

ここのところ、小生の食卓は鍋!ナベ!なべ!のオンパレードとなっております。

そう!
今、小生の頭の中は「創作?の秋」真っ盛りなのです。

そして、創作から生まれる新商品の試作には当然のこととしてたくさんの試作品ができていきます。
そのたくさんの試作品を処理するには、ともかく鍋物や生野菜など、あらゆる食材を試食して次から次へと評価していかないといけません。
特に注意しているところは生野菜などに対してはしつこくからみつくように調整することと、鍋物のほかに焼き肉にも合うようにと、ずいぶん欲張った使用感覚を持たせた試作となっております。

生野菜と鍋と焼き肉の違いについて考えてみると、まず生ものと熱い物と焼き物という、調理条件の全く違う食べ物であることが言えると思います。
この調理条件の全く違う食べ物全てに対応できる調味料であれば、ずいぶん使い勝手がよくて重宝するのではないかと考えました。
その結果は…

第三回目試作が終了し小生の独断と偏見で評価してみましたが、まずまずの成績で推移しておりますので、方向性は間違っていないことが立証?され、ほんの小さな自信となっております。

夜長も過ぎて、自然の恵みや人々の汗の結晶などを称して「実りの秋」とも申しますが、多くの方々に喜んで頂ける調味料ができることを大いに期待しているところです。

… 人集う 淀川土手は 秋!秋!秋! …

2008年10月20日

実りの秋

気分爽快の秋晴れ!のすばらしい天気が続いております。

木漏れ日の当たる場所で、しばし微睡んでいたいような、ゆったりとした時が流れます…
それなのに…こんなに爽快で気分の良い貴重な時を、昨日も一昨日も連チャンで新製品の創作に明け暮れておりました。

そうなんです!
小生にも宿題がありまして、どうしても今しなければならない新製品の試作作業があったのです。

美味しいものを作るのはそんなに難しいことではないと思っておりますが、いざ、製品化となると装丁やらネーミングやらクリアーしなければならない問題が山積しております。
でも、そんな中でも特に重要なことは、いろいろと多方向から検討してやっと設定されたネーミングがお客様に正しく伝わっているのかどうか、その中身がちゃんと値段に反映され、果たして消費者に受け入れられ売れるのかどうかの判断だと思います。
よく言われることですが、どんなに商品の中身が良いと判断されてもそれは売り手側の独自判断であって、商品につけられたネーミングによっては買い手である消費者に伝わりにくく、どうしても売れない状況に陥る事例が多々あります。

小生のところに「ゆららぎ」という商品があります。
味に深みがあって、小生はとても気に入っておりますが、「ゆららぎというネーミングでは中身が何なのかわからない。」という意見が多数を占め、もう一つ人気がなくて他の商品に比べたらあまり売れません。
この商品は他の商品開発を行っていたときに偶然の形でできあがったものです。
「ゆららぎ」は製造してから2~3ヶ月経過した方が美味しくなるという特性があり、他の商品とは一線を画していたのですが、なぜそうなるのかわからず不思議でなりませんでした。
この不思議から「ゆらぎ」という4/1理論を参考にして命名しましたが、不思議という観念だけでは商品の中身が今ひとつ買い手に伝わらなかった、ということです。
この際は、商品名を「時が味をつけたポン酢」とつけた方がより伝わりやすかったのかもしれません。

そんなこんなで、小生もいろいろと経験を積んできたことでもあるので、ここのところは一つ、頑張って実りの秋とするべく、この度の試作品はものすごくわかりやすいネーミングで行こうかと思案を巡らせておるところです。

2008年10月10日

十三夜

ほどよく空気が乾燥していて、渡りくる風のなんとも清々しい季節となりました。
このような時節を過ごすとき「気分爽快」と言えるかもしれません。

さて、八百屋さんの店頭では赤梨の幸水や長十郎などから豊水にバトンタッチされつつあり、青梨の二十世紀もそろそろ終盤に入ってきているのではないかと思います。
びっくりするくらい大きな新高や愛宕がナシの最後を締めくくることになりますが、この大きなナシは他のナシに比べると格段の日持ちがすることでも知られております。
ナシは冷やしすぎると甘みが抑えられて美味しくなくなるようです。
ほどほどのところで食べるのがよいようですネ

ナシ…このナシには小さいころの思い出が一杯詰まっております。
その昔…小生の子供のころには、ちょうど今ころの季節になると各家々では庭に面した和室の障子を一杯に開けて、お月様に見えるような位置にまでお供え物をせり出して「お月見」を致します。
そこには垂涎のご馳走である団子や柿、リンゴにブドウとナシなどが山盛りに飾られておりました。
「お月見」は、神秘な月をあがめて月にご馳走を供える田舎における年中行事の一つでしたが、実は子供にとっては全く別ものであり、わくわくする狩りを期待させるような楽しみの行事でもあったのです。
準備をするのもまた楽しみの一つで、明るいうちに回る家の順番を決め、それから、およそ1,5メートルほどの細長い竹竿を用意し、その先端に5寸釘を縛り付け、いわゆる即席のモリを作ります。
サァー、そこからが腕の見せ所となります。
獲物はもちろんお供え物のご馳走です。
でも、そこにはちゃんとルールがあって、一つの家から2個のご馳走を頂いてはいけないことが暗黙のうちに決められておりました。
ですから、お供え物の中で何が一番立派であるかを見極めることが最も重要なことでした。
小生は、ある家の庭から侵入?し、今まで食べたこともない一番立派な二十世紀を突きました。

してやったり!

と、退散しかけたところにどういうことか家人に気付かれてしまいました。

コラー!

の大声を背に受けて慌てて退散したところで、なぜ気付かれてしまったのか考えたところ、一番上に載せてあった一番大きな二十世紀を突いてしまったためにお供え物の形が代わってしまい、たちどころにばれてしまった、という訳でした。

子供の浅知恵が事を簡単に露呈させてしまったわけですが、それでも、この年齢に至り現実と向き合って沈思黙考するとき、子供のころの遊びにはちゃんとルールがあって、しかも考えながら準備と段取りがなされていたんだな、と我ながら感心することしきりです。
もちろん!苦労して得た、生まれて初めて食べる二十世紀は、それは別世界の食べ物であったことはいうまでもありません。
安全な場所を見つけ、果汁がほとばしるガブリ食いでやっつけしまったことを覚えております。

このようなことが大人になってから役に立ったか否かはっきりとはわかりませんが、少なくとも考えながら遊んだことは決して無駄にはなっていないことは確かだと思います。
また、あのころの大人も生意気な子供の遊びをわかっていて、大声を出すだけで追いかけてこなかったことを見ても、何事もわかっていたのだなと勝手解釈をして自らに言い聞かせてもおります。

綿密な準備と効率よい段取りはいつの世でも大いに期待されるものですが、それでもなお、ほころびが生じたときに、心に余裕を持たせたしかり方は人を育む原点ともなることを信じて疑いません。
今でもなお高価な二十世紀梨をおいそれとは食べられませんが、比較的求めやすい甘酸っぱい豊水を味わいながら往事のことを思い返しているところです。



2008年10月02日

たで酢が調味料専門書に掲載されました。

東京地図出版社発行の調味料専門書≪ニッポンのごちそう 全国調味料カタログ「おいしい調味料ご案内帖」≫初版本 にたで酢が掲載されました。

それにしても、よくもこれだけのニッポンの調味料を調べ上げたものです。
各県別にも整理されており、とてもわかりやすくなっております。
ヘェーこんなものもあったのか、と驚きの連続でしたが、編集を担当された方々のご労苦に対して敬意を表したいと思います。
このような書物は常に手が届くようなところにおいて、今後の新商品開発研究などに大いに活用させて頂きたいと思っております。

さて、季節は移り、ようやく夏の終焉を肌で感じるところとなりました。

秋…を伝える藍タデの花が今年も咲きました。

花は小さくてとても愛らしいピンク色をしております。
藍タデの葉からは、この花の色から到底創造できない、古来から日本に伝わるあの藍の染料を作り出します。
「藍」は長い時間と人の手を借り、発酵を繰り返しながら複雑な工程を経て染料としての「藍」を作り出します。
一説によると、藍には虫除けや血止めなどの効果があり、特に利用が盛んであった江戸時代は、その製造場所などは幕府の管理下におかれ、その一方では、藍は虫除けや傷の消毒効果に優れ、藍で染めた衣類を着ることによって害虫などから身を守っていたともいわれております。
小生の子供の頃の夏の風物詩でもあった「吊りカヤ」は、田舎ではどこの家にもあって、小生の家には大きな吊りカヤが一枚しかなかったので家族全員がカヤの中に入って一緒に寝ていたものでした。
現在では網戸に取って代わり、全くといってよいほど使われなくなりましたが、この吊りカヤは藍で染めてあり、細かく編み上げた布製の網でもありました。

藍タデは、既に歴史の大役を終え、楚々と吹く秋風にそのかわいらしいピンクの花穂を揺らしておりました。

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2008年10月01日

寒くなるとなぜか鍋!

急に!本当に急に!
昨日、一昨日とも寒かったですネー
何で、こんなに急に寒くなったりするんでしょうネー
おかげで、慌ててしまい込んだ下着を探し回ったり、食事も一変し夕べも、その前の日も、鍋、鍋に終始しました。

大阪は鶏肉をカシワと呼んで好んで食べておりますが、そういえば、ここ守口界隈でも焼鳥をメインに料理を出しているお店の多いこと。
ですから「どこどこに飲みに行こう。」ではなくて「どこどこの焼き鳥が美味しいから食べに行こう。」という会話になります。

鍋の中でも、寄せ鍋は最もポピュラーな鍋物と言えると思いますが、最近ではカレー鍋とかが話題となっているようで、鍋物も様変わりしてきております。
ともあれ、小生は野菜たっぷりの中にぶつ切りの鶏肉を入れて、グツグツ煮えてきたところでプッチリ丸まったカシワを箸でつまみ、ポン酢にドボンとつけたものをフウフウ、フワフワってな具合で口の中で転がしながら、ジワッとしみ出す肉汁とポン酢がミックスされた絶妙な味を、ゆっくり楽しみながら食べるのを最も得意な食べ方としております。
それも、大阪にきてからのことです。
大阪の鶏肉は旨い!ことが理由です。
年齢的にも、油成分が少ない鶏肉を身体が要求しているからかもしれません。
食べ過ぎ?にはもちろん!十分に注意しております。
でも、言い訳がましいのですが、ダイコン、ニンジン、ネギ、イトコンニャク、白菜、シイタケなどの野菜と鶏肉ですので、食べ過ぎたかな?と思っても意外と消化は早いようですヨ

最近では、カロテンやペクチンは特に病気に対して強い抑制力を持っていることが研究者によって明らかになってきているようですが、それだけを食べていれば良いというものではないと思いますので、やはりバランス良い食事を心がけたいものです。
食べ物を「美味しく頂く」ということは、精神衛生上最も大事なことですので、雰囲気作りも重要な側面を併せ持っておりますね。

笑い!が作る雰囲気作りは、最も大事にしたい生活習慣の一つです。