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秋の始まりはポン酢

大阪では日中30℃を超え、まだまだ暑い日が続いています。

こんな季節はずれの気候の時でも、故郷久那土では涼しさを通り越して肌寒さを感じているのではと、つい望郷の念に駆られてしまいます。

望郷の念に陥ったきっかけは、実は連休中に既にありました。

この連休中、自由気ままに伸び盛っていた庭の植木枝の伐採整理をしていたところ、生前たった一度尋ねてくれた亡父が「新築祝いになんにもできんけんど」と、方言丸出しで申し訳なさそうに言いながら一緒に植えた元気いっぱいのシャクナゲを発見しました。

ああ…なんという巡り合わせというか、驚きの発見!とでも言うべきか…

すっかり亡失していた遠い記憶…

お金や物はいつの間にかなくなってしまうけれども、購入したときわずか500円くらいの小さなシャクナゲがかれこれ20年もの歳月を経てもなお、その存在を誇示していたなんて…

蓄えがあったわけでもなかった亡父が記念となるべきものを残すことを考えたとき、伐採されない限り生き続け植樹した者の存在を示す最も安価で最良な方法として植樹を選択したものと思います。

恐るべし!

年長者の知恵…

そんなわけで、庭の植木整理に汗をかきながらも、驚きの発見によりしばし亡父との思い出に浸ることができました。

夏の間、自由気ままに伸び盛っていた植木の整理を無事終えて、やっと落ち着いて鍋などを囲むことができました。

秋の夜長をすだちポン酢で鍋!

大きな鍋の中にはいろんな思い出が一杯詰まっておりました。