平成29年の11月も本日が最終日です。
明日からは12月、師走と呼ばれ、まさしく「師も走る」といわれるように、1年の中で最も忙しい月に突入します。
1年の締めくくりをすると共に、次の成長に向けての準備をしたいと思います。
次の成長期となる平成30年は、平成15年に就任してから数えて15年目という節目の年となります。
しっかりとした成長につなげるために確実に業績が得られる経営計画を練りたいと考えています。
本年は、10年に一度といわれているポン酢の原料となる果実が不作となった年で、11月は新規仕入れ先開拓のため各地を飛び回りました。
行く先々では、皆様から親切丁寧に応対して頂き、訪れた地域の特性やその地域における果実の状況等についていろいろと教えて頂きました。
新たに仕入れ先の開拓をしなければならなくなったことは成長の証であり、これまでに支え応援してくれた人たちのおかげだと思います。
15年という年月はまさしくそこのところを物語っています。
今日の成長の軌跡を振り返るとき、就任時、残ってくれていた前社長の部下で、その後ずっと今日まで私と共に一緒に併走してくれ支えとなり成長を共に担い共に喜んでくれるはずの人は一人も残っておりません。
厳しいとき苦しいときに支えてくれておりましたので、将来に期待をかけていた者もいたのですがもう少し辛抱していてくれていたら、と思うととてもつらい思いがいたします。
成長は、時にこのような厳しくつらい軌跡も残してくれてます。
でも、みんな仕事を嫌になって去っていったわけではないので、帰ってきてくれるかもしれません。
おかげさまでやっと、そのような時を作ることができました。
頑張ることができました。
夢を追いかけることができました。
でも、仕上げにはまだまだ時間と頼りになる仲間の力が必要です。
15年前、一人一人と個別に将来の夢と人生の夢を朝まで語り合った、ずいぶん張り切っていた頃を思い出しています。