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2007年10月31日

ポン酢と鍋

晩秋…
と呼ばれる11月も明日から…
大阪の気温も少しずつ低くなってきております。
皆様の食卓には鍋ものが用意される回数が多くなってきているのではないでしょうか。

『バランス栄養食』の代名詞にしているほど多彩な具材を「鍋」という一つの道具の中にギュッと詰めて食することができる「鍋もの」は、秋から冬の日本の「食」を代表する食べ物となっているものと思います。
ところで「鍋ものと寒さ」とはかなり関連性が深いことが伺われますが、「水分と暑さ」と対比してみると結構面白いのではないかと勝手に思いこんでいます。
日本には四季があり住んでいる列島は東西に長く延びているため、北海道の山には降雪があるこの時分に大阪は大変過ごしやすい気候となっております。

この様なことから、環境に順応するために人々は「熱量」の調整を食べ物によって行い、環境に融合することで気候とのバランスを保つことになり、快適な生活空間、いわゆる健康が得られることを食習慣から自然と身につけてきたのではないかと考えています。

野菜を中心に食べることのできる優れものの「鍋もの」、いろいろなポン酢で多彩な味を堪能しながらいつの間にかの健康を維持して頂きたいと思います。

2007年10月28日

熟成談議

昨日は大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。

午前10時頃から延々と夜の9時ちょっと前まで、酒醸造元の賓客から多くの貴重なお話しを聞く機会を得ることができました。
うまい酒、発酵、酵母菌などなど…
いかにすればお酒がうまくなるかを、熱く話してくれました。

最も興味を持ったのは「自然の流れに逆らわず樽の中の酒に話しかけながらポコッが出なくなるぎりぎりのところまで待つことにより美味しいお酒ができたことや他の醸造元がやっていることをやっても仕方がないので、どこでもやっていないことにチャレンジしていること。」
等でした。
どこまでも勉強勉強の姿勢は、語りかけてくるその目に現れております。

発酵と熟成は私の永遠のテーマです。
ポン酢を美味しくするには熟成期間が鍵を握っています。厳選された本物の材料を使ってポン酢の美味しさをどこまで追求できるか、それが私の課題です。
この不思議な組み合わせを紐解いて「美味しさ」をポン酢に託して見たいと考えています。
その先に見えるものは…
今までにない手造りの調味料です。


2007年10月18日

ポン酢と夜長

金木犀の香りが少し薄くなってきたように感じられます。
東京では、秋雨に濡れて地を金色に染めた花びらを手に取り、さどかしと思い匂いをかいだりしていたことを思い出します。

このところ、急に肌寒くなってきたのでポン酢が出始めております。
ポン酢と言っても、業務用と言って良いと思いますが醤油で味付けをしていない果汁の入った生ポン酢です。
料理店では自前でポン酢を作るところがあり、その主原料とするものです。
業界用語では「あわせ」と言っておりますが、いろいろな果汁をブレンドして絶妙な味に仕上げて楽しんでもらおうとそれを「売り」の一つにしているところもあります。

もちろん、一種類のみの果汁だけで味付けポン酢を作るお店もあると思いますが、具材によって味付けも変えていくのが一般的です。

秋の夜長を楽しく過ごすキーワード、は鍋!です。

今夜は何鍋?

鍋を囲んで自前のポン酢で頂きッます!

2007年10月01日

ようやく秋らしくなりました。

昨日から関東方面は急に寒くなったそうです。
そういえば大阪でもスーパーの店内に入ると、メインボックスには鍋物関連商品がずらりと並んでおりました。
「食」に関する商品などから季節を感じさせるのは都会における特徴的な出来事とも言えるかもしれません。

それにしても、初春と共に季節の移ろいへのつなぎ役でもある「初秋」の爽やかな時節がなくなり、一足飛びに秋に突入している様は初秋から仲秋、そして晩秋へといくつもの秋に捉えて細やかに表現する精神文化は日本独特のものであったような気が致します。

それでも、ようやく秋です。

今夜は鍋を囲んで楽しい団欒のひとときをお楽しみ下さい。