甲州の特産の味「ほうとううどん」が有名ですが、小生の生まれ故郷下部では「ナタ割り大根の柚子甘酢漬け」があります(本当はどこにでもあるかも知れませんが…)。
丁度今ころの季節、タクアン漬けとして収穫される「青首大根」という種類を亡母が作付けしておりましたが、まもなく人生の折り返しを迎える小生がなぜかある日突然その味を思い出しまして思い切って作ってみることにしました。
丁度2週間くらい前の11月22日に漬け込みまして本日試食してみたところ、ウッ旨い!!
特に隠し味は入れてないんですが大根がいいのか、砂糖がいいのか、はてまた天然利尻昆布がいいのか小生には全く分かりません。
「社長はいったい何をしているんだろう」と田舎を全く知らない若者数名が寄ってきて漬け物樽をいじっている小生の後ろからおそるおそる覗き込もうとしていたので「食べてみるかイ」とひとかけらずつ試食させたところ、みんな一様に「旨い!」。田舎の味なのに都会っ子に通用するこの不思議さはなんなのかな。
「正直さ」が旨いのかな? 分からないだらけの一日でした。