皆さん、もう年賀状は書き終わりましたでしょうか。小生の会社は30日の午前中まで仕事ですので、合間を見ながら本年のご愛顧の御礼と来年のご贔屓の願いを込めて得意先様に書いております。
小生も大阪に赴任しまして2年半になりましたが、この一年いろいろなことがありました。
思いめぐらすこの一年ではありましたが、今朝のミーティングで「有終の美」の話を致しました。
「英知」と「協調性」に富んだ日本人は、一年の終わりに108の煩悩を思いめぐらすことにより、その年の嫌なことを忘れて次の年への希望と夢を新たに構築致します。
そのためには一年の総決算をそれぞれが、それぞれの思いでまとめ上げなければなりません。
この間、小生の会社には去っていった人、出会えた人、またまもなく去ろうとしている人もおります。
それぞれの立場から、悲喜こもごもの感情の交錯する時間を共有しておりますが、人を使うことの難しさを噛みしめております。
小生には108を超える煩悩があるやもしれません。でも、そのことを含めた「有終の美」でなければなりませんので除夜の鐘と共に煩悩を捨て去り、新たな希望と夢を構築したいと強く願っております。