商業というのか商売というのか、つくづくこの仕事の難しさを知らされております。
「売った品物のお金を回収してなんぼ!」とよく言われますが、善意が逆にとられているケースが続いております。
ネットショップでは、実際は品物だけ受け取って代金を払ってくれない人もいますし、また実在する東北の製麺業者から「見本をもらいたい。」ということで送ってやったのですが、その後担当者との連絡が途絶えた状態になり「品物をただでもらう新手のだましテクニックかな?」というケースもありました。
どうしてそうなったかと申しますと、ネットショップは入金を確認して商品を発送するのを原則としておりますが、少し前の事例で、例外として先に商品を送ってやりましたら、案の定「明日蟹が届くので今日どうしてもかに酢が欲しい。」との電話があり、全くの例外として「既に送りました。」ことを伝えると、大変な感謝のお言葉をいただき、即座の入金をして頂きました。この場合善意は届いたのですが、今度の件は違っていたわけでした。
ネットショップでの金額的にはたいしたことはないことと、東北の製麺業者の件は「東北の人は皆善人」であることを小生が勝手に判断したことですが、いずれにしても善意を踏みにじられることは耐え難いものがあります。
二度と同じことを繰り返さなければいいのですが、前述のように感謝されることもありますのでこの辺はとてもつらいところです。
同じことをしてうまい具合に成功?した人の話しを聞いて自分も、という具合でやっていることと思いますが、善意を踏みにじることは止めて欲しいですね。
「日本人の国民性である礼儀正しく義理人情に厚く、皆善人」が少しずつ失われていく要因は、この様なことを平気で行っている大人が増えてきているところにある、ということを日本人として真剣に考えていかなければいけないと思いますがいかがでしょうか。