今日から2日間にわたり近くの中学生3名によるポン酢体験学習が始まります。
社長室に挨拶にきたMくん、Yくん、Sくん3人ともちょっと緊張気味でしたが、体験学習にポン酢を選んだのは「ポン酢がどの様にして作られるか興味がある。」とのことからのようです。
人間の味覚を決めていくのは主に家庭における食生活からですので、今から確実に大徳のポン酢の味を知っていってもらいたいと思います。
今日は「手搾り」を体験したようですが、毎年の行事として行われる「すだち青玉手搾り」はここ守口の大徳のみではないかと自負しております。
正確に申しますと「指搾り」といった方が正しいかもしれません。
二つに割った小さなすだちを両方の手で持ち、親指を主軸として他の指でバランスを取りながら搾っていきます。
当然のこと、皮の成分は残して搾りますので、天然ペクチンが一杯のトロッとした芳醇なコクのある果汁が搾汁されます。
果汁のランク付けをするならば香り、味、コクとも、この手搾り果汁の右に出るものはないと思います。
体験学習の中学生は、伝統ある大徳のすだち手搾りを体験できたことだけでもラッキーだったと思います。
若者にポン酢の味を知ってもらうという種まきも小生らの重要な業務の一つです。