昨日、日本列島は大荒れでしたが大阪は春一番だったそうです。
一転して今日の風は冷たくて、三寒四温と言えるのかどうか…
厳しい冬が遠のいて、躍動感溢れる春の足音がすぐそこまで近づいておりますが、それにしても今日は特別寒かったですネ
それにしても、とうとう雪をみることなく春に突入となりましたが、まだまだ鍋物が恋しいところです。
ここのところいろいろな味の「ポン酢」の製造研究に余念がありません。
「料亭の出すポン酢は美味しい。」と言われても、料亭にてポン酢を食べることのできる人はごく少数に留まることは仕方がありません。
しからば、ということで「一流料亭の味をご家庭に!」のキャッチフレーズの元に創業者はいろいろと苦心して「ポン酢」「かに酢」「たで酢」と、料亭で食されている高級食材を対象とした調味料を考案してまいりましたが、現状はどうでしょうか。
これら調味料は主として「和」の食材に付随するものですが、近年食生活の多様化により和洋折衷にも対応できるようにといろいろと工夫が凝らされてきております。
最近特に関心を持たれていることは「肉料理のタレ」にポン酢が使われてきていることです。
もともと、しゃぶしゃぶにはポン酢がよく合うのに合わせて、焼き肉のタレなどにも使われていたようですが、狂牛病に伴う牛肉離れに合わすかのように消費量の減少が顕著となっておりました。
ですが、このところポン酢が見直されてきたのか少しずつ消費量の増加が確認されてきております。
果汁に含まれているクエン酸は肉を軟らかくしてくれますし、何よりさっぱりといただけますので再評価に繋がってきているのかもしれません。
是非、この春から夏にかけての屋外でのバーベキューにポン酢を1本ご用意しておいてください。きっとご満足頂けるものと思います。
そうそう、川ます釣りに行かれる方は「たで酢」も持参して見て下さい。熱々の塩焼きされた川ますにはたで酢がピッタリですので、こちらの食べ方も是非お勧め致します。