京都のデザイナー氏との話で、
「タデ酢は古くから日本の伝統調味料として広く利用されてきたが、江戸初期の時代に醤油が作られ始め、急速にその地位を醤油に奪われていったようです。」
そのようです。
小生も、たで酢の起源には大変興味があり、いろいろと関心を持っていますが、そもそも、
日本の調味料は、塩・みそ・酢から始まり…とは、いろいろなところで見聞するところです。
みそに酢を絡め、タデ葉をつぶしてピリッと辛いタデスパイスの効果をねらった「タデ酢みそ(全くの想像ですが、古の人はタデ酢みそをタデ酢と呼んでいたのかもしれません。)」は醤油が作られる前まで調味料の主流であったことは容易に想像できることです。
「古きを尋ねて新しきを知る。」故事に教わり、古き良き日本の伝統を尋ねて、新しい製品を創造していきたいものです。