仙台の縁者から大変貴重な情報を頂きました。
小生の生まれ故郷久那土の地名についてです。
《久那土の神は古事記、日本書紀に出てくるいざなぎの尊が瞑府から追ってくるいざなみの命をさえぎるため瞑府とこの世の境の板に投げた大石を指すと言われている。
「久那土」=「くるな戸」ですね。
これが転じて村と外の境界で災いを遮る「道祖神」として信仰されてきたと言われています。》
すなわち「久那土の地名は道祖神である久那土神からきているのではないか。」と言うのです。
もしかしたら「道祖神久那土神」から由来する生まれ故郷の地名をこの齢に初めて知ることとなり、無知であったことを大いに恥じ、小生は穴があったら入りたい…
そういえば、幼稚園として使われている村の公会堂入り口には道祖神が三基ほど祭られており、中にはどうやって乗せたのか子供心に不思議で仕方がなかったほどの大きな丸石が台座に乗せられたものもあったことを記憶しております。
もしかしたら、その大石こそが久那土神?
ここは子供の頃の中心的な遊び場所となっており、また村の行事を行う共用場所でもあり、祭りがある時などは飴や菓子などがもらえる楽しい場所でもありました。
久那土…
古事記、日本書紀にまで出てくる神話に由来する地名であったら、これはニュースです。