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■□■果遊大徳 ■□■
◇果実と共に、果実を自在に操る仕事の意から命名しました。(果遊大徳は
(株)大徳の商標登録です。)
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◇今年の香酸柑橘(ユズやスダチなど) の収穫状況につきましては引き続き厳しい状況であることが分かりました。
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徳島現地での収穫状況につきましては、取り敢えず昨年比では15%前後の豊作のようでした。
ただ、ここで問題が出てきました。
現地での取引価格の高騰です。
本年に入り50%もの値上がりをしたものもあります。
なぜ?豊作といわれながらこの様な状態になるのでしょうか。
理由はいくつかあります。
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◇その一つに
栽培農家の高齢化による収穫量の激滅があります。
◇その二に
単価の低いものから高いものへの栽培転換があります。
◇その三に
今まで参画していなかった業者の参入があります。
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◇栽培地の状況
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◇当社商品のユズやスダチは徳島県勝浦郡で栽培しているものです。栽培の場所等についてはホームページhttp://www.daitoku.bizで詳しく紹介しておりますが、良い果実の採れる条件は、
①日当たりが良くて寒暖の差(果実の中身がギュッとしまるので香りの高い濃い果汁が採れる)が激しいところ
②傾斜地(全体に日が当たる)で水はけの良いところ
③適度な雨が降るところ
④人の手をどれだけかけることができるかも条件の一つ
等にあるようです。
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栽培地の一つ勝浦郡上勝町を訪問したときのことですが、現地のスダチ山は、軽自動車一台分通れるのがやっとのガードレールのない細い道をひたすら昇っていくのです。
坂の上から車がきたら…
2~3箇所すれ違うことのできるポケットがあるのですが、お構いなく走る車…
バックミラーから見えるクラクラするようなつづら折りの山道…
やっとこさたどりついたスダチ山から見下ろす段々畑のロケーション!
ここからの眺めが一番!と案内された場所が自慢のスダチ山だとか…
興奮が静まってくると…
「この様な場所だからこそ濃い果汁が搾れるスダチが育つんだ。」
ウンウン!
山道を登り切るまでの恐怖も少し和らぎ、落ち着いて現場を見られるようになると、やっとそのように納得することができました。
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この様な場所での収穫作業は当然のこと危険を伴い厳しいものがあります。
小生はもともと高所恐怖症ですので、はっきり言って仕事以外は飛行機には決して乗りません!(例外が一度ありましたが、現地では仕事をしていましたのでやはり仕事に入ります…)
ジェットコースターに至ってはとんでもないことです。
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今、「食」の危機が叫ばれています。
≪限界集落、放棄耕作地、食料自給率40%を割り込んだ…≫
初めて聞くような言葉の連続です…
徳島においても栽培農家の高齢化問題は人ごとではありません。
当然のこと、高い場所や狭隘な場所での果実の収穫や剪定等の作業は危険を伴いできなくなります。
危ないですよネー
この様なことも関係して年々収穫高の減少を見ているようです。
ですから、「全体的には豊作になったことは間違いないのですが、人的要因により収穫がされないところが増加し、必然的に収穫高の減少が見られ、品薄となった。」
どうもこの辺が結論のようです。
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