「正直者の業者は馬鹿を見る。」今朝の日経新聞にウナギ産地偽装に絡んで地方の養鰻業者のコメントとして掲載されておりました。
日本人は「恥を知る民族」であり、新渡戸稲造著「武士道」によれば、日本人の精神の基盤は武士道にあり、義・仁・勇・礼・誠・名誉・忠義などによって己を磨いた、とあります。
ですから、決して「正直者が馬鹿を見る。」ものではなく、むしろ尊ぶべきものであったはずです。
いつから…そうなったのかを嘆くより、正直者を尊ぶ日本人魂をもう一度呼び戻したいものですネ。
さて、6月も後段に突入し梅雨明けもまもなくかと思われますが、ここは一つスカッ!と、どこまでも見渡せる青空が欲しいところですネ。
忌み嫌われている梅雨も、田んぼには必要な水を補給してくれるし、そこかしこに咲いているアジサイはハッ!とする妖艶さを見せ、梅雨時のクラーイ気分を和ませてくれてますので、それぞれがそれなりに相応の役割を果たしている健気さを日本人特有の懐の深さを持って受け止めてやりたいものです。
「夏が来ると冬がいいと言う。
冬が来ると夏がいいと言う。
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おれがおれがを捨てて、おかげさまで、おかげさまでと暮らしたい。」
誰が作ったかは不明ですが、小生の好きな言葉の一つでもあります。
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