本年も残すところ10日ほどになりました。
早い!早すぎる!
還暦を過ぎてから、なぜか急に時間が過ぎるのを早く感じてしまい、オロオロしながらとまどっております。
残りの人生が短くなっているからかなァー
やり残していることがまだたくさんあるのに、神様は平等に扱ってくれてはいないようです。
今日は冬至。
二十四節気の一つで、太陽の高度が一年中で最も低く、昼が最も短い日です。
ゆず湯につかり、カボチャを食べて厳しい冬に備える慣習行事が各地に残されております。
外は雨ですので、暗くなるはもいつもより早いと思います。
たまにはゆったりと、芳香豊かなゆず湯に浸かって、何も考えずにひたすら時を過ごしていたいものです。
柚子は九州から東北地方に至るまでかなり広範囲に分布しておりますが、古来から日本に自生していたものではなく外来種です。
原産は中国揚子江上流域といわれており、朝鮮半島を経て日本に伝わったとされておりますが、柑橘類の中では比較的寒さに強いため、全国に普及したものと思います。
普及過程において、各地において品種改良や突然変異により、多くの近縁種が残され土着しております。
香りが高く、酸味の強い柑橘類は柚子近縁種とみるのが自然です。
日本では調味料としての用途があったため、広く普及したとみる考え方もあります。
各地に伝わる郷土料理には柚子を利用しているものがたくさんみられるのも、こうした生活に密着した用途を工夫した先人の知恵によるといっても過言ではないと思います。
ともあれ、今日は冬至!
ゆったりとゆず湯に浸かって、多難であった一年を振り返るのもまたよし!である。