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さて、この花の名前を知っている人はすごい!
いや、ちょっと言葉が足りませんでした。
生まれてこのかた60余年、ずっと菜の花は黄色だとばかり思っておりました。
ところが、守口大根の花は全体が淡い紫色で葉脈に似た紋様がしっかり見えます。
そこで少し調べてみましたら、大根の花は白色又は淡紫色とあります。
そうだったのです。
子供の頃の記憶を呼び戻してみますと、確かに大根の花が白かったことを覚えております。
青首大根でも白首大根でも、大根の部分が地上にかなり出ていてその上に花が咲いていたので菜と間違えることはありませんでした。
単純なことですが、この時期は黄色の絨毯に見える菜の花が話題になり、いやでも目につくものですから無理はありません。
都会では花を見せ、田舎では種を取るために花を咲かせることから、栽培目的が全く違う光景に慣れてしまって大根も菜で「菜の花は黄色」と思いこんでいた自分が恥ずかしくもあります。
でも、菜と大根の違いは花の色で判別できることを思い出させてくれたのは収穫といってよいと思います。
こんな単純なことでさえ、ここにいるとすっかり忘れてしまっていたのです。
田舎生まれの田舎育ちであることを素直に思い出させてくれた守口大根の花に感謝!です。
名前はわかりませんがきれいな花を見つけましたのでパチリ!お礼にお見せします。
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