小生の出身地狭南地区の活性化に向けて粉骨砕身、パワー全開で頑張っている仲間がおります。
その名も「いきいき村の会」 http://ikiiki-mura.seesaa.net/
「商店街の空店舗を改修して、人や物、情報の交流スペースとして活用しようと「いきいき村」が青柳町の国道52号線沿いにオープンした。」(増穂町広報誌プラザから抜粋 )
町や商店街を元気にしたいと言う地元有志が集まり、地元の方々が作った野菜や果物、健康食品を中心に品揃えをし、地産地消を進めております。
故郷を後にしてから40有余年、多少なりとも故郷に恩返しをしなければと強く意識する年齢を迎えておりますが、故郷では地に足を据えて地域のために頑張っている甲州人がたくさんおります。
思い起こせば、当時の若者はみんな東京にあこがれ上京を目指していたような気が致します。
就職難でもあった時代でしたので、就職先が多くしかも世界の大都会東京は大変魅力的であったことを覚えています。
東京での仕事を何とか達成し、今は大阪において次のソフトランディングする場所を探しております。
みんな何かを求めて一生懸命生きているのですけれど、いつ、どこに落ち着き先を見つけられるのかは神のみぞ知る、のです。
「いきいき村」のネーミングも、とてもわかりやすくて親しみがあります。
地域の人々の「憩いの場」の提供というもう一つの目的にも大いに賛同できるものがあります。
今、日本における農村の現状は「限界集落」という新しい言葉によって説明され、便利さがもたらすlifestyleは一極集中をもたらし、より加速化され見放された現状は目を覆うばかりです。
slowlifeもいいですよ、なんて甘い言葉ばかりで日々の生活を維持することは至難なことですが、いきいき村の主旨には大いに賛同できるものがあります。
いきいき村は町の商店街にあり、限界集落の中にあるわけではありませんが、それでも都市中心部から離れていることに変わりはなく、ある種の危機感を抱いていることに違いはないものと推察致します。
大阪の守口市にも某離島のアンテナショップがあります。
3人入れば満席の狭い店舗ですが、いつ見ても数人の人がいて話し込んでいます。
きっと、そこに行けば故郷の言葉で遠慮なく話し合え、故郷の懐かしい食べ物に出会え、故郷の匂いに抱かれるのでしょう。
そしてホッとする時間を共有できるのでしょう。
そんな憩いの場を提供している「いきいき村」のこれからの頑張りにエールを送ります。