先日、当社に珍しい柑橘類が持ち込まれました。

「丹波篠山地域の良質な特産品を直接消費者に届けたい。」
「全国の希少な生鮮野菜を直接消費者に届けたい。」

地域とのつながりを第一にと、熱く語るお二人が持参してくれました。

お二人は近年の「食」について関心が高く、年々農産物の生産量が減っていく中で地域とのつながりを強くして良質な農産品を生産者から消費者へ届ける手伝いをしたいとの熱い思いを持っています。

当社にどのような支援ができるか検討していますが、最近「ジョイントベンチャービジネス」という新語を目にします。
平たく言えば「企業同士が経営資源を持ち寄ることで事業の活性化が得られ、このことにより双方にビジネスチャンスやビジネス拡大が得られる。」ことのようです。

この方法によれば、

  1. 地域のつながりを強くする地域農産品をOEM受託により商品化を行い、既存ルートで販売していく。
  2. 多様な商品開発に合致する原料開発を行い、原料商品として既存ルートの食品加工メーカーに販売していく
  3. 市場ニーズに合った多様な商品開発を行い、既存取引先に販売していく。

以上のような方法が考えられます。

「お互いが強みを持ち寄りお互いの弱みを補完していく」このことは事業の根幹をなす「信頼の構築」そのものではないかと思い当たります。