とうとうツバメの巣立ちが始まりました。
3年前突然巣作りを中断し、もどってきませんでしたので懸念しておりました。
やっと返ってきた今年は中断したままになっていたその後からエコ巣作りを始め、程なく産毛を持った6羽の元気な雛が確認されました。
1羽は右後方に隠れていて見えません。
21,6,20撮影
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こんなに小さく、お口を揃えて…だったのですが…
21,6,20撮影
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21,7,2撮影
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何かの前触れでしょうか、6羽とも巣の全面に身体を押し出しており何か起きる瞬間を待っているように感じられます。
21,7,3撮影
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突然親鳥2羽がけたたましい鳴き声と共に周囲を乱舞し始め、キチキチ!キチキチ!と甲高い鳴き声を発して巣の回りを飛び回りました。
あっという間の出来事でした。
21,7,3撮影
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残された4羽はまだ飛び出す勇気がなかったようです。
親鳥は再度同様の仕草をして残った4羽にも巣立ちを促すものと思います。
近くで親鳥が様子を見ています。
みんなも早くおいでよ!
そんな呼びかけをしているようにも見えます。
21,7,3撮影
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近くの電線にはいつの間にか3羽の雛がとまっており、傍らには親鳥が厳しく周囲を警戒していました。
21,7,3撮影
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雛たちのこれからは想像することもできません。
自らの力で生き抜いていくための、それこそ言葉では言い尽くせない厳しい試練が待ち受けております。
まずは生きていくために自らえさを捕る訓練をしなければなりません。
いずれどこかの時点で親鳥はえさやりをやめ、放って置かれるときがきます。
甘えてもえさはもらえません。
人間の世界と全く違うところです。
天敵のカラスも常に近くを飛来しています。
みんな頑張って成長し、必ず来年もどってくるように祈りながら吉祥のチカラを雛たちから頂きました。
親鳥ツバメさん、本当に子育てご苦労様でした!
もう少しですのでここで気を抜かないで、みんなで力を合わせ広い青空を自由に飛び回ってもらいたいと思います。