先ほどまで降っていた雪は小降りになってきています。
温暖な大阪にきてから8年、こんな本格的に雪が降っているのは一度あったかそれとも少し弱めの雪が一度あったかくらいで大変驚いています。
気候変動の余波がついに大阪にも到達してしまっているのでしょうか?
さて、なにわのの伝統野菜「守口大根」が入荷致しました。
画像に入りきれないほどに大きく長く成長しております。
この大根は守口市で栽培している正真証明の地元守口産の「守口大根」です。
守口大根の名称のいわれは遠く豊臣秀吉の時代に遡り、大阪と京都を行き来していた当時、ここ守口は守口宿として秀吉の休憩場所として使用されていました。
資料によると、休憩中の秀吉にお茶受けとして守口大根の粕漬を献上したところ、秀吉は大いに賞賛し「守口漬と命名した。」と伝えられています。
大阪府認証の「なにわの伝統野菜 守口大根」の特徴説明にも「豊臣秀吉が香の物を「守口漬」と名付け、「守口大根」と呼ばれるようになった。」と記載されております。
例年12月半ばに第一弾の収穫を行っておりますが、そのときは数量が少なかったようで必要量が手に入りませんでした。
それから2ヶ月ほど経ってのこの成長ぶりは他の大根が持っていない優れた元気一杯の成長特性が見られ、寒さを吹っ飛ばすほどのパワーを感じさせます。
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画像に入りきれないほどの長さであったため、手に持ってもらい比較してもらうこととしました。
頭部を持つと画像に入りきれないので、ちょうど真ん中付近を持って写しましたが、それにしても長い大根です。
皮が固く、一般的な利用方法で料理に使用するのが難しいので「もりぐちさんちのおろしぽんず」として特性を生かしたおろしぽん酢に使用しました。
他にも「緑の調味料」や「ジャム」、また新鮮な発想を加えた調味料など、新たな商品開発を推進しておりますので、完成しましたら順次お知らせしていきたいと考えております。
「もりぐちさんちのおろしぽんず」を含めた守口大根の商品開発を楽しみにしていて下さい。
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