インターネットで全国の味が手軽に簡単に入手できるようになった昨今、地方色豊かな味の特徴が薄れてきている感がいたします。地方に行きますとそれぞれの「ご当地の味」と言われている物があります。これは、いわば「日本の味、母の味」と呼ばれるものではないかと思っております。
ご多分にもれず、ポン酢にも同様に言われることで、ご当地で産するいろいろな材料を組み合わせて「自分流のこだわりポン酢」を作っていきますと、この材料を入れたら味がどう変わるか、またどうしたら旨くなるかなど「ポン酢造り」の不思議な魅力に引き寄せられてしまいます。
柑橘果汁のそれぞれの特性と醤油、みりん、昆布、鰹、地酒などとの相性は必ずしも一様ではありません。加えて、温度などの環境の変化なども考慮しなければなりません。
「自分流のこだわりポン酢」を作って、ポン酢に興味を持っている味覚の確かな方に味見をしてもらい、少しずつ育て上げる楽しみを自分の生き甲斐の中に作って見ませんか。
そして、確かな味に仕上がった喜びと満足感、達成感を多くの味の分かる方にお裾分けして喜びを共有してやってください。
もし、生き甲斐ポン酢を作ってみたい方がおられましたら、小生が大徳のこだわりを持ってできる限りのお力添えをさせていただきますので遠慮なくお申し出下さい。
コメントを残す