この一週間、小笠原の滝沢農園様や小笠原の知人と小笠原島レモンの事でやりとりをしておりました。
内容は今年の小笠原島レモンの出来高のことです。
今年は誠に残念ながら実付きが悪く、ほとんど収穫が見込まれない、とのことです。
「もう送れそうな島レモンがない…」らしいんです…
どうしたのかな、と理由を問うと、「余りにジャングルになりすぎてしまったので、助っ人の知人と回りの木を少し切ったところ、なっているはず?の島レモンがなかった。」とのこと…
困っちゃうナー、でも仕方がありません。
自然との共生を図るためには泰然と受け止めなければならないことです。
国内で始めて小笠原島レモン果汁の発売を手がけ、ようやく「小笠原島レモン」がお得意先に認知されつつあったところでしたが…今日は会議を持ち、その結果を持ってお得意様に営業から事情を説明させなければなりません。
今年の分を含めても極めて少量となってしまいましたので、予約販売の形を検討しております。
何事にもスピード、即断を要求されアナログからデジタルの時代にと劇的な進展を見せている現在に、この様な自然と話し合いながらのスローな取り組みもいいのかナ…ッて考えております。
追伸…
通常小笠原島レモンは、濃緑色の8月ころから10月一杯ころまでで収穫を完了するそうですが、弊社ではその時期をはるかに通り超え、完全に熟し黄色くなった12月に少量を試験的に送っていただき、その果実を搾ってみて味の確認をしてから収穫するかどうかを判断することとしております。
従って、本格的には年を超してからの収穫開始となりますが、この栽培方法は弊社契約の滝澤農園のみです。