料理に関心のある方はなんのことかすぐに分かる言葉ですが古来、調味料を初めとする日本の食品には「寝かせる」すなわち、「時間をかけて熟成させる」工程が多く取り入れられ、優れた食品を排出してきております。
実は、昨年1月13日に試作品として製造した「ポン酢」を1年2ヶ月余を経た昨日、開栓して味見を試みました。
結果は、ポン酢にも「寝かせる」ことが有効であることが実証され、ほどよい酸味、塩から味と、何とも表現しにくい全体的に調和のとれたまろやかな旨味が感じられました。
角が取れた…との表現をよく使いますが、そんな言葉がぴったりのポン酢となりました。
さて…地鶏のお味は…と、フムフム…ニヤニヤ…小生一人で納得しながらの食べ比べです。
関西では鶏鍋を「カシワナベ」と呼ぶのだそうですが、小生はお構いなく豚の細切れも一緒に入れてしまいました。ほどよく絡み合った塩から味と酸味は「調和」の域を超えて「極み」ですネー
五味調和はよく聞く言葉ですが、これぞまさしく六味調和ではないかと自信?を持ちましたが、果たしてこの表現をなんと呼んだらよいでしょうか…