タデ酢の勉強のため鮎のヤナ場と鮎茶屋巡りの旅、山形、秋田方面へ行ってきました。
山岳地帯が殆どを占める日本の地形からいっても、特に東北地方はこの時期、それらの山々から流れ出る雪解け水を集めた水量豊富な川が多く、規模の大きな鮎のヤナ場も各所に見られました。
ヤナ場に落ちてきた鮎を料理して食べさせてくれるのが「鮎茶屋」ですが、関係者に伺ったところ、そこでの鮎の消費量はかなりのもので、殆どは鮎が三匹以上並んだメニューばかりで、塩焼き、味噌をつけて焼いた田楽、何もつけずに焼いただけのもの等三種類の食べ方で楽しめるようになっておりました。
上品に鮎一匹にタデ酢がついたものでは食べた気がしない土地柄とかで、ともかく鮎をたくさん食べることを楽しんでいるようです。
それにしても、この様なところで鮎料理にタデ酢を使ってくれたら小生にとってよい仕事?になるところでしたが、食習慣の違いを見せられこの場合引き下がるしかありませんでした。
鮎の大消費地東北の食習慣を変えることは至難のことと思いますが「タデ酢で食べる」メニューを加えてもらってもよいのでは、と単純に思ったのですが、結構頑固に「そんな食べ方はこちらではしない!」と一蹴されてしまってはとりつく島もありません。
でも、パンフレットぐらいはみてくださいネ