43年ぶりの風邪はひどい結果をもたらしました。
ひどい結果をもたらしたのは二度目の油断からでした。
「経験の少ない者は術中にたやすくはまる。」というお手本みたいなことを人生経験豊かな?はずである還暦の小生がやってしまいました。
確かに風邪らしきものの症状が出たのですが、3~4日するとこれまでどおり改善に向かったのです。
ここで気負いましたね!
還暦は認めても体力・気力の後退は認めない!毎日ビタミン一杯のポン酢を食べているのに、風邪なんぞ何するものか!と。
それで
いつもより風呂を熱く湧かしてじっくり汗を出し、冷水を浴び再度風呂に入るのを数回繰り返しました。
風呂から上がると、これまた冷たいタオルを絞ってゴシゴシ!
真っ赤っかの肌が鏡に映し出されます。
風邪などに負けてなるものか!の、全くこれまでどおりのスタイルでした。
ニンニクをたっぷり入れた野菜鍋で糖質0%の缶ビールを飲んで…
全くといって良いほど調子がよかったんですが…
ところが…3日立っても夜の咳がなくなりません…
おかしいナー
でも、今まで熱が出たこともないので問題ない!
と、意地でも強がりを通していたのですが…
周囲の勧めもあって、流石にいろいろと考えて折れることとなり、とうとうお医者さんに看てもらうことに致しました。
診察の前に「熱を測って下さい。」と体温計を渡されました。
びっくり!でした。
37,8℃あったのです。
人生2度目の熱
調子がおかしかったのは自分の身体に異常があったのに、意地を張って現実を素直に受け入れなかったことにありました。
長い間、意地を張ってこの齢まできましたが、「耳順」の例えをしばし考えるのに、はるかに及ばぬ軽薄さをもろに出してしまったことが恥ずかしいし、周りに迷惑をかけてしまったことを猛省しています。
昔の人は偉かった!
「還暦のはな垂れ小僧!少しは人の意見も素直に聞いて、じっくり考えるだけの余裕を持ったらどうだ!」とのおしかりの声がいずこから聞こえてきます…