8~9日の両日、阪神百貨店地下一階食品売場におけるポン酢試食販売は無事終了いたしました。
「この時期にデパートで試食販売をするなんてすごいなぁー」
各方面から様々な反響が寄せられました。
食に関していろいろと取りざたされているこの時期に…ということでしょうか。
「ああ、この様な評価の仕方もあるんだ。」と、小生はこの様に評価してくれたことを素直に喜んでおります。
両日は土曜日と日曜日ですので、およそこの場合マネキンに依頼するのが通常一般的な試食販売のスタイルですが、デパートというブランドの中でどうしてもお客様の生の声を聞きたい、勉強させてもらいたいという強い要望がありましたので熟慮して皆に任せました。
「阪神百貨店のルール・マナーを守り勤務してください。」
サービス指導責任者の怖い?方がおられ、服装・姿勢・態度について厳しく指導されたことは当然のことでした。
スーパーでの試食販売経験はあったのですが、デパートでの試食販売は初めてのことで、全員取り敢えずおっとり刀風?で出発致しましたので厳しい指導にびっくりしたようです。
あとで写真を見せてもらいましたが、怖い?確かな指導の甲斐があり、服装・態度はきちんと板に付いておりました。
さすが=リュウセキさんです!
当日、小笠原島レモンのポン酢と料亭味すだちぽんずの二品を試食販売したのですが、当初の予想に反してベテラン?の料亭味すだちぽんずが検討し、ほぼ互角の売り上げを記録したようです。
料亭味すだちぽんずがベテランポン酢である理由は、「先行販売されていた醸造酢主体のポン酢に対抗して果汁主体のポン酢造りに情熱を燃やし、千里ニュータウンで600人からアンケートをとり、昭和47年に市販を開始した。」と創業者が残した大学ノートに記述されていることを根拠にしております。
思わず指折り数えてしまいましたが、35年の歴史になります。
言葉を換えれば「伝統」とも表現できるものと自負しておりますが、
「味はどうであったか、価格設定はお客様が満足できるものであったか…」
と続く「来期への考察」の記述を改めて熟読してみて、もっと美味しくするためには…
そうです!
その思いの先には「美味しい!」と喜んでくれる人の顔を見たいがために、その声を聞きたいがために、そうです思いはいつもそこにあるのです。
ベテランポン酢の意外とも言える活躍にエールを贈りたくて、つい熱くなってしまいました…