今日は冬至!
ゆず湯にカボチャが定番の冬至ですが、なぜこの時期にゆず湯とカボチャでしょうか。
いろいろな参考書などには「この日を境として昼と夜との時間が逆転する。」ということが書いてあります。
広辞苑によると「二十四節気の一。太陽の黄経が270度に達するときで、北半球では、正午における太陽の高度は一年中で最も低く、太陽暦では12月22日ころ。」とあります。
では、なぜこの日にゆず湯につかり、カボチャを食べる習慣ができたか、ということですが、
習慣は人の行動を決める指針となっているところから、どうも「暦」にたどり着くのではないかと推測します。
その暦については、書店や神社仏閣などで売られている小冊子「開運暦」によると、「暦は凡そ1,400年前に漢暦が伝えられてより、政道上極めて重要なものとされてきました。」とあります。
人は長い間、太陽の黄道と共に生活を営み、その生活のリズムを暦によったことは疑いのないところと思いますが、厳寒期の冬に温かいお風呂に入り、カボチャを食べて生活のリズムを取り戻そうとしたのが今日のことであれば、さほど不思議なことではないな、と思えるようになりました。
この時期は風邪引きさんが急増するなど、体調を崩す人が圧倒的に増えることを見ても、現在に通じる習慣を侮ることはできません。
さァー!今夜は古来の習慣に従って、ゆず湯にカボチャで暖かく過ごされることをお勧め致します。
そうそう、せっかくですのでゆず湯に入れるユズを一個別に除けておいて下さいネ。
ゆず湯の次は鍋ですヨー
色とりどりの野菜を一杯入れた暖かーい野菜鍋を囲んで、皆さんでワイワイやって下さいネ。
たっぷりのポン酢にユズの絞り汁をチョッと入れるのがミソですので、ソッと教えておきますネ。
…冬至湯に 思いめぐらす 久那土かな…