周辺にある細い葉は銀ネムです。
畑一杯にはびこっていて、切っても切っても、次から次へと芽を出してきます。
なにせ、20㎝ほどの長さのさやに3ミリほどの種がびっしり詰まっていて、さやが開くと一斉に落下します。
畑の整理をしているときに、人差し指大の銀ネムをノコギリで切っていたらしかられてしまいました。
切ったらすぐに横から芽を出してくるので引き抜くのが正しいやり方だそうです。
島には島のやり方があるんですね。
写真をよく見ると手前の黄色い島レモンの奥の方に青い島レモンが確認できると思います。
このレモンが次に収穫できる島レモンです。
この写真にはいっしょに収まってはいませんが、手前には花があり、その横には指の爪ほどの生まれたばかりの果実がついておりました。
生まれたばかりの果実と青い若果実、そして黄色の完熟果実が同居しているこの島レモンは亜熱帯地方独特の四季なり豊産種とのことです。
島レモンの葉が見えるところは果実が確認できましたが、銀ネムが行く手を阻んでいる先は踏み入ることができなくて、畑というよりジャングルといった方がピッタリするようでした。
20,1,24 撮影
20,1,22~27小笠原出張 008_320.jpg