久那土36会の大御所Tちゃんから香豊かなフキノトウ味噌や手造り味噌など、心のこもった久那土の春の温もりが一杯届きました。
昨日会社は休みだったのですが、取り組んでいる新製品について気になることが沢山あったため、一人で出社して試作をしておりましたところに久那土の春が届きました。
包み紙を開けたとたん、ビックリ!正に「春-!」の香と共に詰められた箱の中からフキノトウが一杯こぼれ出てきました。
久那土の春♪
こぼれ出たフキノトウと共に、瞬時に頭の中を駆けめぐる幼きころの日々の思い出…
ムカァー(ムカイ?)のイカリソウ、ワラビデーラ(ワラビダイラ?)のワラビ、カジヤザー(カジヤサワ?)のタンポポとフキノトウ…
小生が子供のころに食べたフキノトウ味噌は、いただいたような上品なものではありませんでしたが、味はまさしくフキノトウ味噌♪
料理の苦手な母は、単に味噌とゆがいたフキノトウを混ぜただけのものしか作ることができませんでしたが、懐かしさはその単純さにあるがゆえに残され思い出されるものだと、はたと気が付きました。
温もりと思い出がいっぱい詰まったTちゃんからの贈り物は、50年もの時を一瞬のうちに戻してくれたチカラがあり、懐かしさと湧き出る感動をそのままに、しばし時に任せてフキノトウを眺めておりました。
春風接人 秋霜持己
古武士の風貌を備えるTちゃんからの贈り物は、正に千金の値のするものでした。
20,3,16撮影
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