雨が降り続いています。
それも、かなり激しく降っています。
日々の雑用に追われ、気がつくと一日の仕事時間を既に超過しています。
特に仕事の時間を気にする立場でもありませんので、何のこともないのですが、時間の観念がおろそかになっているのでは、と思うと愕然とするときもあります。
人は皆、何か印象に残る経験をすると、時間の大切さを再認識致します。
小生も例外ではありませんが、毎日、目が覚めると同時に生きていることを実感すると共に、今、まさに、この瞬間に生きとし生けるものが皆同じ空気を呼吸していることの重要性に気づかされるのです。
他愛もないことですが、普段、普通に空気を吸っていることが特に当たり前のこととして、今まではあまり深く考えてはおりませんでした。
一呼吸するたびに時間が過ぎていく、その時間は仕事とか生活に関するものを指して言っているのではなく、人生を刻む時間でもあり、人生の根幹を形成している時間がすなわち呼吸でもあると考えることができます。
そうしてみると、日々を漠然と過ごすことのなんと愚かなことかがわかります。
「一生懸命生きて、やがて命が尽きても世の中の時間は止まらずごく普通に当たり前に動いている。それを知ったとき自分の存在の無力さに愕然とした。」主旨のことが何かに書かれていたことを覚えています。
凡人である小生が特別考えることもないとは思いますが、なるほど、人生をそのような捉え方をされ生きている人もいることに、ついつい感心してしまい覚えていました。
ともあれ、梅雨はうっとうしい限りです。
カーッ!と真夏の太陽が降り注ぐ日が待ち遠しい限りです。
夏が来ると冬がいいという…
折々に、人は誠に手前勝手を言いますが、それでも早く夏が来て欲しい。
野菜や果物は、生育期に気温が低くて収穫期がずれ込み、そのため品薄となり価格が上がりましたが、ようやく充実した品揃えとなっています。
夏は豊富に出回る野菜や果物をたくさん食べて、鋭気を養う時期でもあります。
良く、五味五色と言います。
赤いトマト、緑のキュウリ、黄色いピーマンなどなど…
色とりどりの野菜や果物を一杯食べて、カーッ!と太陽が降り注ぐ厳しい夏に備えたいと思っています。