ゴールデンウイークが終わりました。
和歌山方面ではアユの解禁が国内では最も早い5月1日でしたので、休み前から「たで酢」の問い合わせが増えてきており、休みが終わった今日も続いております。
問い合わせで突出しているのは「着色料不使用のたで酢」についてです。
自主規制で着色料を禁止添加物に指定しているところもありますので、着色料を全く使用していない「手こね搾りのたで酢」が注目されています。
思い起こせば6年ほど前に、ある顧客の一言によって着色料を全く使用せずにたで酢の緑色を復元するという不可能といわれた事にチャレンジを致しましたが、なかなか手強く思うようにはいきませんでした。
「経営革新事業計画」により、大阪府知事の認証という後押しも受けて勇躍し進めたチャレンジでしたが、4年をかけてやっとの事で商品は完成したものの果たして「売れるか」どうかについては既存のたで酢が深く広く浸透していたことと、緑色の復元は不可能と言われていた事によってあまり注目されない中で、何とも頼り甲斐のない状態が続いておりました。
ところがここにきて急に問い合わせが増えておりますのは何か特別な理由でもあるのかと不思議に思っておりますが、特段のことも思い浮かばす、少しずつ口コミで知られていっているのだろうと手前勝手に解釈し、単純に喜んでいるところです。
化学調味料無添加のぽん酢にも関心が寄せられており、やはり皆様が健康の事を意識していろいろなことを考えてくれている裏返しなのかなァーと思ったりもしています。
安く安く、という方向ではなく、多少高くても、という事に少しずつご理解頂けるようになってきたのかも知れません。
とても喜ばしいことだと思います。