残留農薬ポジティブリスト制度に関する法基準を含めた食品衛生法基準に適合しているか否かの調査を完了致しました。
徳島県産スダチ、ユズ、ゆこうにつきましては、毎年開花期と収穫期の2回現地にまいりまして栽培現場を確認しているほか、生産状況の話しを直接伺うこととしております。
ここはいち早く同制度対策に乗り出し、完璧なまでの対策を実施、終了しておりました。
大分県産かぼすと山口県産ダイダイ、和歌山県産南高梅、佐賀県産南高梅などは産地証明のほか基準適合の保証書、或いは残留農薬分析結果証明書などの書面を頂くことができました。
兵庫産のタデ、東京都小笠原産の小笠原島レモン、佐賀県産のユズ・唐辛子は企業ポリシーとしての取り組みとして既に栽培者と直接面接を終え、栽培状況の確認を行っているほか、栽培期間中の無農薬栽培証明書が発行されており、今後も農薬を使用しない栽培をお願いするなど、栽培者の特定と栽培期間中の農薬不使用証明がなされております。
これらの取り組みは、栽培者の農薬に対する意識を向上させることと、監視の目を持って食の安全・安心に繋げる食品製造業務従事者の最も大切な責務であると受け止めております。
しかしながら、安全対策はこれだけで万全かというと決してそうではないと考えております。
規則正しい食生活とバランスのとれた食事による強靱な体質を作ることがより大事なことで、その取り組みは精神衛生面に及ぶ必要があるものと考えております。
そもそも、人間の身体は「排出」や「解毒」、「再生」などというすばらしいメカニズムを体内に有しており、不必要なものまたは害になるもの、或いは失ったものの再生などを体内で自助的に行っております。
これらのバランスを維持することが最も大切だと考えております。
今盛んにいわれている「食育」もその一環であろうと思いますが、「いつまでも寐ていることが若者の特権」と当たり前にさせてきた社会構造に警鐘をならす必要があります。
「必要以上に寐る」ことは脳を退化させることや細胞の不活性化を促進させること、或いは身体が必要以上に「怠け者」になってしまっていることを教えてやらなければなりません。
「よく寝る」のは赤ちゃんの特権で、若者はその特権を既に卒業されているはずだからです。