皆さん明けましておめでとうございます。
新春を寿ぎ謹んで新年のお慶びを申し上げます。本年も皆様方にとってより良い年であり、また飛翔の年でもあることを祈念致しております。
さて、今朝の某テレビニュースで、個人消費拡大について本年のキーワードは「団塊の世代とこだわり製品」等の事を述べておりました。
この事はかなり早い時期から「団塊の世代の大量退職が始まる」事と、「若い世代の就職難」が随分世論を騒がしてまいりましたが、ここにきて若い世代の就職率に変化が見られ、派遣社員の正社員大量採用のニュースが流れるなど、一転して企業が人材を抱え込む傾向が見られ始め、さらには団塊の世代のその貢献度が見直されて、それぞれのところに留まるなどの、どうやら一度期に大量退職される状況は免れそうな雰囲気ともなってまいりました。
しかしながら、景気の好転が声高に叫ばれながらも、実感を伴わない景気と揶揄され、その主原因とされる低迷する個人消費の牽引役を期待されるのもやはり団塊世代の方々である事に変わりなく、年末から年始に至る商戦のターゲットともなったことは何とも皮肉な事とも言えます。
これらをつぶさに観察しますと、現在の日本社会における団塊世代の役割の重要性が浮き彫りにされてまいります。
平成19年は正に、団塊の世代のもう一つの時代の幕開けとも言えるかもしれません。
…初夢や 金色の色 富士仰ぐ…