獅子ユズと本ユズです。
葉をつけたまま朝取り?されたものと思いますが、奈良県にお住まいの方から頂きました。
獅子ユズは主に観賞用として栽培されているようですが、厚い外皮をむくと綿のような白い柔らかな内皮があり、取り除いていくと最後に小さな実にたどり着きます。
この部分は食べられますが、じょうのうははがれやすく、果肉の食感はまさしくブンタンそのものの味です。
聞くところによると、白い綿のような内皮を丁寧に取り除いて(内皮は苦いため)厚い外皮だけをジャムにすると意外と美味しく食べられるとのことでした。
外皮に爪を立てて匂いをかぐと弱いながらもちゃんとユズの香りが致しますので、ブンタンとユズの交配品種かもしれません。
しかしながらこの果実は汁気に乏しく、果肉を搾って果汁としての利用には残念ながら向いておりません。
19,11,28撮影
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