日本人のカニ好きはつとに有名だと言うことですが、カニ好きの要因は四方海に囲まれ気候の異なる東西に長い列島という特性から、漁業の発達とともにいろいろな種類のカニが漁獲されるようになったことにあると勝手ですが考えてます。
ただ、地方によりいろいろな食べ方があり、特に毛蟹とタラバガニ等の産地北海道では何もつけなくてそのまま焼いたり、塩ゆでしたりして食べるそうです。
11月半ばころ、小生の知り合いで北海道出身の方にその話をしたんですが、「蟹に何かつけて食べるなんて生まれてこの方したことがない!邪道ですヨ!」って、それはたいそうな剣幕で言うものですから、「ここは北海道ではないし…」ブツブツ。
「デモ、一度大徳の料亭味かに酢を試して見てください。」半ば無理やり自慢のかに酢を渡しました。
小生もすっかりそのことを忘れてしまっていたんですが、つい3~4日前のこと「本当に社長さんの言ったとおりでした。」と興奮度90℃。
何がですか?と尋ねると、「安い蟹が旨かった。」と言うので、図々しく「幾らで買った蟹?」と聞くと、なんと「タラバガニ足3本で500円!」と言うではないですか。いくらなんでもそんなタラバガニを売っているわけがないですよネ。
それくらい「安いタラバガニでも旨かった。」ということだったんだけど、ああびっくりした。
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