お中元の季節です。
お世話になった方々に日頃のご無沙汰を詫びて、心のこもった品物を贈ります。
今度の「心の贈り物」は何にしょうかと、結構頭を痛めておられる方が多いのではないかと思います。
僭越ながら、小生がいつも心に留めていることは「お裾分け」の気持ちを大切にしたい、ということです。
ですから、どこかで目に留まったもの、食べたら美味しかったものを「お裾分けしたい」気持ちとしていつも持ち合わせて「お裾分けしたら喜ぶだろうな」と相手方の率直に喜ぶ顔を思い浮かべながら品定めをすることとしております。
「心をこめた贈り物」を頂いた時の喜びようは一塩で、「もの言わぬ物がものを言う」ことになります。
贈る者も、贈られる方も心をこめたそういう間柄にあることは大変喜ばしいことで、そんな間柄の人が多ければ多いほどその人の人生もまた充実しているものであることは間違いないと思います。
「心をこめた贈り物」の存在は、その人の現在の人生そのものを映し出している「人情の畑」なのかもしれません。