昨日の日経夕刊に「GDP(国内総生産)年率2,0%成長」の報道がされていたが、個人消費の落ち込みなどで内需への寄与はなかったようである。
ここらが「景気への実感がない。」事の大きな理由となるものだが、背景となる雇用情勢、賃金、社会生活の安定などの要因が後押しをするまでに至っていない事を物語っています。
ところで、今年はすだちを初め、果実類は不作の年になってしまったようです。
特にゆずはひどくて、市場では品薄を越えて「品物がない」状態との事です。
理由は、梅雨の長雨や今夏の少雨に起因する花と未成熟果実の落下にあるそうです。
それでなくてもゆずは気難しやで、きっちりと各年結実を繰り返す果実で、それでいくと今年は豊作の予定年だったそうですが…
どういうわけかこの樹だけはたくさんなっていたので理由があるか聞いたところ、「昨年実を付けなかったのではないか。」との事で、場所によっては気まぐれなゆずもあるようです…
景気に左右されない「果実生産」のために、長い時間をかけて知恵と工夫を凝らした栽培がなされてきましたが、気まぐれには何ともいかんしがたいものがあるようです。
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