黄砂…
西日本から離れた関東方面では滅多に見られない現象が黄砂です。
本日の気象情報では、西日本から東海、北陸、東北南部までの広い範囲で黄砂が確認されたようです。
この厄介者は偏西風に乗って飛来して来て、空が黄色くかすんで見える現象となりますが、困ったことに硫黄酸化物などの大気汚染物質が含まれていることがあり、車などに落下すると簡単に拭き取ることができません。
一昨年はうっかり黄砂を吸い込んでしまい、その日からくしゃみや鼻水が出て花粉症と同じ症状になってしまった苦い経験があります。
そのときの視界はおよそ2~3㎞くらいでした。
マンションのドアを開けた瞬間「火事か!」と疑ったくらいの視界の悪さでした。
東京でも一度黄砂が舞っている空を見た経験がありますが、視界が悪くて車の運転に支障が出るほどではありませんでしたので、大阪での経験はビックリものでした。
今年はマスクとゴーグルで防御態勢をとろうとしておりましたが、今日の大阪は運良く雨が降っており、途中で落下したのか守口まで到達していなかったようです。
待ちに待っていた春がもうそこに来ているというのに、その春が花粉症や黄砂などの厄介者も一緒に連れてきてくれるというこの現実も片方にあります。
こんなものとは全く縁がなかった時代が懐かしい…
久那土のきれいな空気の中で生活している人36会のメンバーが羨ましい…
…春霞…という美しい日本語も、いつしか黄砂によって汚染されかすんでしまっております。
「夢うつつ…」の言葉も今や死語となるのも時間の問題か…