昨日も、今日も、本当に暑かったですネー
それでも、暑い中にも梅雨入前の快晴はとても嬉しいものです。
中小零細企業は、日々の売上数字をにらみながら、明日への展望が開けない中で、懸命に前進しようとしてもがいております。
季節は巡りきて、鮎の遡上が始まると共にタデの生長も育まれ、たで酢という日本の伝統調味料を介して、日本の夏の代表的な料理として、鮎料理は今日まで多くの粋人の舌を楽しませて参りました。
夏はたで酢、冬はぽん酢と、季節に応じた食材の引き立て役として、調味料の果たす役割は重要な位置を占め、なければ「味気ない。」との言葉に象徴される陰の立て役者的存在でもあります。
この時期は、タデの生長具合もほど良い具合で、若鮎に比して若タデなどとも呼ばれてもいます。
葉が柔らかく、すり鉢にあてると辛味も強く珍重されます。
川辺にたくさんありますので、先端の柔らかい部分を摘んで、すりごまや酢、味噌などとすり鉢にあて、伝統的な「蓼酢」を試してみるのも「日本の夏」の楽しみ方のひとつとなるかも知れません。