大地、土の凄さ、サツマイモという根野菜をこれほど巨大なまでに成長させてくれる土という大地の懐の深さをまざまざと見せつけられました。
どこまで掘ってもイモの株はびくともせず持ち上がりません。
大地の奥深くまで、どこまでももぐりこんでいます。

とうとう時間切れでこの株を掘るだけになってしまい、結果的に他の株を掘ることができませんでした。

やっとのことで収穫することができました。
結果、大きなサツマイモ2本が折れ、株から離れてしまいました。

でも、これだけ大きいとさすがに片手だけでは持ち上げることができません。
これだけ大きく育つことは、よほど土との相性がいいんだろうと好意的に考えています。

仕事もこのように、勝手に大きく育ってくれると嬉しいのですが。

今年はマイヤーレモンも大きく実ってくれました。
もう少し黄色が濃く入ると完熟状態になります。

小笠原村母島の「菊池レモン」を思い出されますが、遠い思い出となりました。
懐かしさもあって畑に植栽したのですが大きく育ってくれました。

思い出を呼び起こすにはかなりの時間が過ぎてしまっており、セピア色になってしまっています。
でも、小笠原では漁師さんが漁に出るときに持って行ってのどの渇きを潤したという「菊池レモン」はきっと変わらずそのままの味で残っているのだろうと思うと、もう少し黄色が濃くなるまで楽しみを込めて待っていようと思っています。