5 月のはじめにタデ圃場の整備に行ってきました。
圃場は雑草の天下になっており、どこから整備していって良いか困惑するほどでした。
圃場の脇に植えているユーレカ系レモンの花は四分咲きくらいでしょうか、今年はたくさんの蕾が見られ豊作の予感がします。

香しい匂いと可憐な花には癒されます。
何気ない時間を過ごしていたところ、ふと子供のころに春浅い野山で過ごした遠い記憶が呼び戻されました。

この時期、田舎の野山には、木々、野草、山菜等の新芽が噴出し、周辺はそれぞれの主張する匂いが入り混じった独特の香りで充満します。
いずこの家でも例外なく育ち盛りの子供が大勢いて、食べ物が不足する中でワラビなどの自由に収穫できる山菜は貴重な食糧源でもありました。

それからずいぶんの時を経て、生活の場所や習慣、時間の使い方、食べ物など、すべての生活環境が変わりましたが、それでも「生きている
ことの事実だけは何にも変っておりません。

「健康に生きる」ことの不思議をどう評してよいのかは思案中のことでわかりません。

昨年はこんな感じでレモンが実っていました。
農薬を全く使用していませんので葉も果実もかじられています。
今年はいっぱい果実を実らせてくれて、「生きている」ことの証明をもって自然界が為せる強さをアピールしてもらいたいと思います。
そして、閉塞感がある今の環境を少しでも和らげてくれることを願っています。

こちらはマイヤーレモンの花です。
パッとしっかり咲いている花が見当たりません。
まだまだ蕾の状態です。
少しほころび始めているのもありますが開花までにはもう少し時間が必要のようです。
ユーレカ系レモンと比べてみますと花の開きが少し遅いようです。

昨年のマイヤーレモン果実の状態です。
卵型のユーレカ系レモンと違い全体的に丸い果実で、果皮はすべすべで、つるつるの表現の方が合っているかもしれません。

昨年、いっぱいの果実を実らせてくれ、収穫して美味しく食べさせていただいた恩恵にあずかり、自然の力に大いに感謝をさせていただきました。
また、今年も同様にいっぱいの果実を実らせてくれる予感がします。
ありがたいことです。
自然の営みに感謝、感謝です。

当社の若手リーダーが、国産の希少な唐辛子を使い、とてつもなく辛いぽん酢を作ろうとしています。
もちろん、添加物を使用しないぽん酢です。
豚しゃぶで試食してみましたが、切れ味鋭い辛味が主張されとても斬新で良いと思います。
「健康に生きる」ことへの追求は、あくなき食への追求と安心して食べられる食品を造ることに尽きると思い、若手リーダーもそのことを追求して成長して欲しいと願っています。