春から初夏にと、いつものように季節は移ろうとしているはずなのに…
朝夕どうしたわけか暖房器具が離せません。
まもなくゴールデンウイークに突入しようとしているのに、です…
皆様ご無沙汰をしておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
不順な気候は体調を崩しやすくなっておりますので細心の注意を払い、規則正しい生活スタイルをキープされるように是非とも心がけて頂きたいと思います。
さて、本題に入りますが、例年どおりであるならば、本来たで酢は鮎の遡上にあわせて出荷も増えて行くのが当たり前でありました。
ところが最近の傾向を見ると、どうもそのような季節の移ろいには全く制約されされずに、どうしたわけかどんどん出て行っております。
実のところ、このような状態になってくると「たで酢と若鮎と初夏」という本来たで酢がつれてくるはずの季節感が実感として感じなくなってしまい「どうなっているのだろうか。」と、とまどってしまっているのが実情です。
それでも、カレンダーをみるとまもなくゴールデンウイークに入るところですので、カレンダーからみる季節は感覚としてそれほど違ってはいないんですね。
何がこんなに小生の季節感をずらしてしまっているのでしょう?
朝夕未だ暖房器具が離せないでいるからなのでしょうか、それとも小生の生活スタイルに何かしら変化が出ているからでしょうか。
忙しい!ということは、本当はこの時節では誠に喜ばしいだと思いますが、老骨?に鞭打っている現状を見ると少し休憩をもらいたい、なんてグチの独り言を言っております。
ともあれ、たで酢が出始めると活気づくのがぽん酢屋の真骨頂!と言うところです。
ぽん酢屋が何でたで酢?なんて、不思議がる方には少しご説明が必要ですが、特別なものはありません。
創業者が当社を立ち上げたとき、ぽん酢もたで酢も料亭などで扱っていたので必然的に扱い始めたものと思います。
ですので、かに酢も同様の理由から扱い始めたと思います。
季節と日本料理の組み合わせは、自然な形で日本文化を語れる方向に向かいます。
そのようなことからも、たで酢などの調味料を通じて日本料理に関わり、日本文化を語れることを一日本人として誇りに思っているところです…
コメントを残す